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当院からのお知らせ

新年のご挨拶
2016年、新しき年を迎え、お目出とうございます。私ども緑協和病院は1984年2月1日に開院しましたので、本年で満32年となります。
総合内科を目指し、地域医療に少しでも貢献出来る様に努めてまいりましたが、高齢化の時代の流れで何時しか高齢者専門病院にと変化して来ました。
脳血管障害の後遺症、慢性心不全、消化器疾患、急性肺炎、糖尿病、認知症、各種の癌疾患、高齢者の血液疾患等、種々様々な疾患を抱え、そこに高齢者の医療の特殊性(ただ医療行為に専念するのではなく、看取りと云う看護が中心の考え方)を踏まえ、さらに家庭経済も考慮し、如何に質の高い医療サービスが提供出来るのか思い悩む事の多い日々です。
医師や看護師と云う専門性の高い職場で、その専門性のみに偏る事なく各自が人間性を磨き、患者さんを中心としたチーム医療に目標を置いています。
しかし、現実と理想の狭間でスタッフ同士の人間関係の調整にも大きなエネルギーが必要とされ、理想の病院作りは未だ、道半ばです。
昨年6月からは「認知症ブログ」を立ち上げ、世界中から3万件以上のアクセスと100件以上の質問を頂き、私自身が相当に勉強させて頂きました。
3万件のアクセスの内訳は、日本国内が約90%、次にアメリカ、ロシア、ドイツ、イギリスの順で10%が海外からのアクセスでした。
この理由は海外で結婚なさった日本人女性からのアクセスではないかと想像されます。
これらの質問ブログを通じて私が感じました事は、認知症の予防と脳トレーニング、生活療法の在り方、それに家族の支えが、どれだけ大事かと言う事です。生活習慣病の健康管理と共に、脳に刺激を与える脳トレを実行する事で、どれだけ余計な薬を服用せずに済むかと云う事です。
健康管理と認識症予防の基本は自分自身にあるのです。生活習慣病との闘いは自分自身との闘いでもあるのです。
医療とか薬は一つの補助手段です。
歩く事、身体を動かす事、頭を使う事、何時も楽しい事を考える、他人の悪口は言わない。他人の悪口を言えば言うほど、心が貧しくなって行きます。心が貧しくなれば脳の活動は萎んで行きます。それは認知症への道に繋がります。出来る限り自然に接する。
朝の空気をいつも気持ちよく味わえるような生活習慣も良いですね。
身だしなみに気をつかう、背筋を伸ばす、常に清潔感を失わない。これも認知症予防の大原則です。
もう、この年だから今更色気もないだろうと、お考えでしたら大きな間違いです。身だしなみに気をつかうなんて面倒くさいと考えるようになったら、それは確実に認知症への近回りです。
経済的余裕とは関係なく、生きる事に常に楽しみを見つけ出せる人は幸せな人です。社会奉仕も大切です。自分の小さな枠に閉じ込もっていると、老いは確実に早まります。自分の趣味をより深めて行くのも老化防止には重要な事です。
私は昨年4ヶ月かけて一冊の小説を書き上げました。出版するとかと云う事ではなく、これまで書いていたエッセイとか詩集ではなく、それなりのボリュームのある小説を書き上げるのが、長年の夢でした。未だ人前にさらす程の小説ではないですが、それなりの達成感はあります。
認知症ブログに昨年8月から連載中でしたので、お読みになった方もいらっしゃるとは思いますが、周りの人たちは、私の家族も含め私が以前にも増して生き生きして来たと言ってくれています。
医者としての仕事も非常に、遣り甲斐のある仕事ですが、趣味の世界を広げて行く作業も、とても充実したものです。
個人的な話しが多くなりましたが、今年も皆さま方には、健康で生き甲斐のある日々が送れます事を心より、お祈り申し上げ新年の挨拶に代えさせて頂きます。

成川院長の総合内科相談のページを開設しました。
日頃抱えている病気に対する不安や疑問を、成川院長がお答え致します。


出来る限り早急に返答させていただきますので、ぜひご利用下さい。



総合内科相談(ホームページタイトル 認知症と美しい老後)

URL http://narikawayuichi.jp/

第6回 30周年記念講演会「美しい老後を迎えるために」
第6回 30周年記念講演会「美しい老後を迎えるために」
2014年11月11日
先日11月8日(土)、開院30周年記念事業の締めくくりとなる緑協和 秋祭りを開催し、
同時に成川院長による特別講演会も行いました。

これまでの講演会では認知症・COPD・脳卒中・糖尿病・ピロリ菌と
病気に直接関連する題材を取り扱ってきましたが、
今回は「美しい老後を迎えるために」というテーマで、人生の一片である「病気」に
留まらず、人生全体を通して、今後どのように過ごすことが幸せな人生の在り方なのかを
お話ししました。
勿論精神論だけではなく、食物・行動など、医師として医学的考察からのアドバイスも
加えていきました。







皆様のおかげでこれまでの講演会も大盛況でしたが、
今回は過去最多となる99人の方にご来場いただきました。
予約も早々に満員御礼のため終了となりましたが、
参加希望される方が多数いらっしゃったため、
当日席としてモニター観覧席を用意させていただきました。
また、ご来場出来なかった方のために当日の様子を撮影したものを
Youtubeにアップロードいたしましたので、よろしければそちらをご覧下さい。



今年の2月1日より続いた開院30周年記念事業もこれにて終業となりました。
これからも40周年・50周年記念を目指して、地域に根付いた治療を提供し、
幅広い医療と看護と介護で「信頼されるかかりつけ病院」を目指して行きたいと
思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。